全国大会2019 IN 横浜 開催しました。

全国オルタナティブ協議会2018

2019年8月11日、オルタナティブ協議会の全国大会が開催されました。

今年は、神奈川オルタナティブ協議会【オルかな】さんが音頭を取って下さり、大盛況となりました。

全国大会その他の詳しい様子は、神奈川オルタナティブ協議会のブログにて掲載されております。
是非ご覧頂けたらと思います。

【オルかな】公式ブログ
【全国大会2019 IN 横浜、大好評で終了しました!】

千葉オルタナティブ協議会からも副代表の藤巻さんが参加して下さいました。
素晴らしい感想を書いて下さいましたので、是非こちらもご覧頂けたら幸いです。

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それは、見るも異様な光景でした。
1970年頃の朝日新聞の連載記事「ルポ・精神病棟」に使われた写真の数々です。

粗末なストーブ一個とその前にある今にも壊れそうな腰掛けの向こう側にある、「保護室」という名の独房。

あるいは、何もない空間にポツリと便座だけが置かれている「座敷牢」のような部屋。

などなどは、いずれも今も残る日本の精神病院の実態と言っても過言ではない「監獄型治療装置」を写し出したものであり、映画

「精神病院のない社会」

の中でも紹介された衝撃の画像でした。

映画は、その前後でも
欺瞞に満ち満ちた日本の措置入院制度、
大和川病院(大阪・安田病院)などの入院患者暴行死事件を始めとする医療機関の無法ぶり、
日本の精神病院の無駄とも言える莫大な入院費、1.8兆円が国民の血税で賄われているやるせなさ、

など、日本の精神医療の闇を訴えかけて来ます。

映画「精神病院のない社会」は、
きょう、横浜市二俣川ケアプラザでの

オルタナティブ協議会全国大会

にて上映されたものです。

とにかく、前々から見聞きしていたことですが、
今こうしている現在でも、日本の精神病院には、

理不尽な措置入院、

保護室監禁、

拘束、

電気ショック、

などが横行しているという映画を通して見る現実には、怒りを通り越して、言い様のない「無力感」のようなものすら覚えてしまいました。

でも、「無力感にばかり囚われていても仕方がない」と思い直させてくれる出来事もありました。

映画上映後のNさんとSさんのスピーチです。

複雑な家庭の事情により精神的に調子を崩し、10代にして児童・思春期病棟へ入れられてしまったNさん。
そこで、保護室、拘束など、様々な精神病棟の実態を目にして来たと言っていました。

本当に若くして沢山の障碍に晒されたNさんが立ち直るきっかけとなったのは、フリースクールに出会ってからとのことでした。

Nさんだって、きっと長い入院生活中には、ただならぬ無力感にも襲われたことでしょう。

しかし、確かに自分ひとりの力には限界はありますが、Nさんのフリースクールのように、周囲の社会資源に頼ることによって思いもよらぬ道が拓けることもあるのだなって思わせてくれた、と言いますか……。

そして、Nさんと同じく、向精神薬のずさんな処方が、いかに怖いものかを物語ってくれたのがSさんのスピーチでした。

最初は、ただの「発達障害」だけだったはずのご子息が、精神科の診察を受けてしまったことから、あれよあれよという間に「統合失調症」に仕立て上げられてしまったらしいのです。

とにかくSさんには医療不信があり、場合によっては主治医の向精神薬の処方の提案も蹴って来た「実績」もあることが救いでした。

私も、このSさんの

「症状は病気のためではなく、薬の副作用によるもの。」

との言い分に励まされ、

「症状は病気によるもの」

という私の主治医の常套句は、私を言葉巧みに保護下に置きたいから口を突いて出るものなのだろうと考え改めました。

そして、私も主治医の保護下の“医学モデル型”の当てにならない診断名「統合失調症感情障害」などどいう病名に左右されず、主治医が私に求めて来る「安定」という名の元の処方は断る“強さ”が欲しいと、切に願う次第です。

医学モデルに凝り固まった精神科医の諸先生方はお分かり頂いていないようですが、

当事者には、

自分の命に責任を持つ義務

があります。

逆に言えば、

減薬の失敗のリスクを冒す権利

だってあるのです。

その“権利”さえ奪われてしまったら、
我々当事者は、単なる

「牧畜ビジネス」

の餌食に過ぎません。

そうはなりたくありません。

追記:

映画「精神病院のない社会」には、イタリアの“バザーリア法”の制定とそれに伴う精神病院の撤廃の様子も描かれていましたが、何故日本では、バザーリア法の様な法整備が進まないのか?そして何より精神病院の廃止が進むどころか病床が増える一方なのか?全国オルタナティブ協議会代表のN氏がきょう参加者の皆さんに説明してくれていましたが、まだ得心が行かない部分もありますので、次回のサードオピニオン会に参加した際に、もういちど質問してみようと思います。m(_ _)m

​​〜THE END〜

感謝感激
藤巻哲也™️より

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